小さなお店で買い物をしよう!!
2020/05/31
本日は小田急相模原に来ています。
写真は小田急相模原のサウンザンロード商店街です。
歩いてみると人が多くいますが、シャッターが閉まっているお店も目立ちます。
以前は小田急相模原の駅から相模原病院まで、多くの店が立ち並ぶとても賑やかな商店街だったそうです。
私個人としては以前のような賑やかな商店街になってほしいと思っています。
商店街にあるような小さなお店が増えれば、私の仕事も増えます。
もし一つの街に一つの企業しかなかったら、その企業と契約できる社労士事務所は一つだけです。
パイが一つしかなければ、そのパイを食べれるのは一人だけです。
他の企業を駆逐するような規模の企業であれば、社会保険労務士など必要ないかもしれません。
皆が幸せになるには、たくさんのパイを作らなければなりません。
私自身のビジネスのためにも、小さな企業を応援する必要があります。
小さな企業を応援するということは、その企業を利用する・小さなお店で買い物をするということです。
とはいえ大企業は私たちを引きつける魅力を持っています。
便利ですし値段も安いことが多いです。
私は本はほとんどAmazonで買っています。
最近はkindleでダウンロードすることが多くなってきました。
厄介なことに、私たちはほとんどみな二面性の持ち主なのだ
クリントン政権時の労働長官であったロバート・ライシュ教授は著書の中でこう述べています。
つまり厄介なことに、私たちはほとんどみな二面性の持ち主なのだ。消費者や投資家としての私たちは有利な取引を望むが、市民としての私たちはその結果もたらされる社会的悪影響を懸念する。
ロバート・B・ライシュ『暴走する資本主義』p121
同じように私たちは伝統的な地域社会が衰退するのに手を貸していながら、ほとんどの人はそうした古風な価値観を高く評価している。米国の地方都市の伝統的な商店街を覚えている年配者なら、さまざまな個人商店や、両親が店主と親しくしていた様子や街角での近所の人たちや友人同士でのちょっとしたおしゃべりを懐かしく思い出すだろう。
~中略~
今日、私たちの多くが買い物をするのはウォルマートなどの大型量販店や巨大モールの工場直販店である。さもなければぐうたらを決め込み、社交無用のパソコンを使ってネットで買い物をする。
ロバート・B・ライシュ『暴走する資本主義』P157・158
中小零細企業の経営は厳しいと言われて久しいですが、私たちは小さな企業をもっと利用すべきなのだと思います。