随筆・プライベート

ブラックジャックの無免許での医療行為は許されるのか?

2020/05/31

もう何年もAmazonプライムに登録していたのですが、最近primeビデオを利用するようになりました。

primeビデオはAmazonプライム(有料)に登録すると、いくつかの動画を見放題で視聴することができるサービスです。

ここ数日はOVAシリーズのブラックジャックを見ています。

ブラック・ジャック (OVA) wikipediaより抜粋

原作を元にして展開されるオリジナルストーリー(第2話・第6話はOVAの完全オリジナル)。原作とはひと味違った作画と演出が盛り込まれ、やや大人向けの内容となっている(レンタルビデオでは「大人が見るアニメ」と表記されることがある)。

テレビシリーズ版『ブラック・ジャック』とは違って、手術シーンでの描写はリアルに再現されている。

このOVAシリーズは全12話となっていますが、どのエピソードも考えさせられる内容となっています。

社会全体の問題は、たとえ天才でも1人では解決できない

ブラックジャックのような天才でも救えない命があります。

このOVAシリーズでブラックジャックは病気や怪我だけではなく、戦争・犯罪・公害・環境破壊などとも社会問題と戦うことになります。

これらの問題は個人の力を遥かに上回っており、たとえ天才であっても一人で解決することはできません。

人間はもっと謙虚にならなければいけないと思いました。

天才であれば無資格・無免許は許さるのか

ブラックジャックは無免許医師です。

彼の無免許での医療行為は許されるのでしょうか?

第7話のカルテVII 「白い正義」では無免許での医療行為がテーマとなっています。

 

ブラックジャックは世界中の高名な医師からも手術の代行を依頼されており、世界医師連盟は彼に特別に国際医師免許を与えようとします。

連盟の医師の一人がそれに猛反発しますが、ブラックジャックの卓越した技術を目撃し免許付与に賛成します。

 

結局免許付与の場にブラックジャックが現れなかったことにより、医師免許付与は行われませんでした。

現実の世界にブラックジャックは存在しない

私は無免許での医療行為は許されないと思っています。

法治国家に住む以上、法律に定められた手続きを守らなればなりません。

法律に不備があるならそれを変えるように行動しなければなりません。

 

ブラックジャックのような天才であれば無免許での医療行為も許されるという意見もありますが、現実の世界にブラックジャックのような天才は存在しないと私は思っています。

リスクを冒して無資格・無免許行為を行うメリットはあるのか?

社労士の世界にも無資格のニセ社労士がいます。

税理士さんの世界にも無資格で税理士業務を行う二セ税理士がいるそうです。

 

社労士について言えば、社労士試験は難しいと言われることもありますがしっかり勉強すれば誰もが合格できます。

 

また社労士となるのにかかる費用も法外なほど高額というわけではありません。

社労士試験の受験料は9千円です。

会費についてですが。神奈川県社労士会の場合、入会するのに入会金7万円、会費年9万円、慶弔負担金2千円、政治連盟会費6千円がかかります。

高いと感じる人もいるかもしれませんが、支払いが不可能な金額ではないと思います。

なぜ資格を取らずににニセ社労士として活動するのか人がいるのか理解に苦しみます。

 

ニセ社労士はときに本物の社労士より高い報酬を請求することがあります。

ブラックジャックは高い報酬に見合った最高の技術を提供してれますが、ニセ社労士はそうではありません。

場合によってはニセ社労士に業務を依頼した会社が刑事告発などの対象となることもあります。

ニセ社労士の記事を書いたら、ニセ社労士についての相談を受けました

滅多に現れないから天才なのであって、天才の出現を期待してはならない

天才であれば法律を無視していいという意見もあるかもしれませんが、天才なんて滅多に現れません。

滅多に現れない天才のために法律を曲げては、多くの普通の人々の利益が損なわれます。

滅多にあらわれない天才に期待するより、一人一人が地道に努力をすべきだと私は思います。

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