労働問題

令和2年度の最低賃金

こんにちは。

神奈川県鎌倉市の特定社会保険労務士・北村です。

アパートの1階の雑貨屋「HMT」さんで小さな扇風機を買いました。

この扇風機は「HERMOSA」という稲村ケ崎の会社の製品だそうです。

見た目もかわいいし、快適です。

仕事が捗ります!!

目次

令和2年度の地域別最低賃金

さて、もうすぐ10月ですね。

10月と言えば最低賃金です。

先日、厚生労働省のHPに令和2年度の地域別最低賃金が発表されました。

地域別最低賃金の全国一覧

厚生労働省HP

神奈川県は1円(!?)アップの時間額1,012円、東京都は昨年と同じく1,013円、全国加重平均は1円アップ

私が住んでいる神奈川県は昨年から1円アップして時間額1,012円となりました。

ちなみに東京都は昨年と同じ時間額1,013円、全国の加重平均は昨年から1円アップの時間額902円となっています。

令和2年度の最低賃金の発行日は都道県によって異なりますが、神奈川県は10月1日発行となります。

今のうちに変更後の最低賃金を下回る従業員がいないか、チェックしておきましょう。

来年以降の引き上げ額はどうなるのだろうか?

今年は新型コロナウイルスの影響により、最低賃金の引き上げ額は僅かとなりました。

さて来年以降はどうなるでしょうか。

 

政府は最低賃金を年3%程度引き上げ、全国加重平均で1,000円となることを目指すとしています。

ちなみに昨年令和元年の引き上げ額は全国加重平均で27円でした。

 

もし新型コロナウイルスが収束しても、経済はすぐには回復しないと思われます。

令和元年と同じ水準での引き上げは難しいのではないでしょうか。

 

新型コロナウイルスの感染状況次第では、今年と同じく実質据え置きもあり得ると思います。

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