慣れていない人が申請するには、まだまだ大変(?)な雇用調整助成金
2020/08/31
こんにちは。
神奈川県鎌倉市の特定社会保険労務士・北村です。
相変わらず暑い日が続いています。
体調管理には気を付ける必要がありますね。
目次
鶴岡八幡宮の大銀杏で作られたフォトフレーム
まずはプライベートな話題となります。
先日、2010年に残念ながら折れてしまった鶴岡八幡宮の大銀杏で作られたフォトフレームを買いました。
樹齢1,000年以上の大銀杏です。
なにかご利益があるかな?
中に入れる写真はこれから決めようと思います。
慣れていない人が申請するには、まだまだ大変(?)な雇用調整助成金
支給対象期間が6月30日までの分の雇用調整助成金の提出期限が8月31日でした。※8月25日に突然発表があり、提出期限は9月30日まで延長されました(;'∀')
駆け込みでの書類作成依頼もあり、8月はかなり忙しかったでです。
僕は基本的に毎月の顧問契約を締結している企業以外からの助成金申請業務は受け付けないことにしているのですが、今回の新型コロナウイルス問題については例外として依頼を受けることにしました。
以前と比べて申請書類は簡単にはなりましたが、それでも提出しなければいけない書類は多くあり、慣れていない人にとっては大変だと思います。
自分で書類を作成しようと思ったが断念したという方もいらっしゃいました。
労働保険・雇用保険の手続きを適切に行っておくと、もしものときに役に立つ
そもそも労働保険、雇用保険の手続きを全く行っていない場合は、それらの手続きも併せて行うことになります。
雇用調整助成金の申請期限がある中で、労働保険・雇用保険の手続きを行なうのは、なかなか厳しいものがありました。
労働保険・雇用保険の手続きを行なっていなかったがゆえに、雇用調整助成金を受給できなかったという企業もかなりあるのではないかと思います。
労働保険・雇用保険は要件を満たせば強制加入です。
経営者が選択できるものではありません。
もしものときに経営者・労働者双方の役に立つ制度なので、適切に手続きは行ないましょう。
雇用調整助成金の特例措置は12月末まで延長
報道でご存じの方も多いと思いますが、雇用助成助成金の特例措置は12月末まで延長となりました。
新型コロナウイルスによる影響は業種によってかなり差があると感じています。
飲食業、観光業などは深刻な影響を受けています。
果たして12月が過ぎて来年になったときに、売上は戻るのでしょうか?
年末年始まで頑張って、売上がもどらなければ、廃業を検討するという経営者もいると聞きます。
政府においては、これから年末に向けて状況をよく注視し、必要があれば柔軟な対応をしてもらいたいと思います。
早く新型コロナウイルスが収束して、マスク無しで外を歩けるようになるといいですね。