随筆・プライベート 労働問題

2030年代半ばに時給1,500円!?どこまで上がるの最低賃金

こんにちは。

特定社会保険労務士の北村です。

今年の夏は1898年に統計が始まって以来、最も暑い夏だったそうです。

この暑さでは屋外での活動は難しいので、休日は室内で活動しています。

先日は富士モータースポーツミュージアムに行ってきました。

昔の車はかっこいいですね。

2030年代半ばに時給1,500円!?どこまで上がるの最低賃金

まだ最終決定ではありませんが、令和5年度の最低賃金は全国加重平均で1,004円になる見通しです。(令和5年8月18日時点の厚生労働省報道発表による)

1か月の所定労働時間が160時間の場合、月給換算で160,640円ですね。16万円越え。

だいぶ上がって来たなと思っていたところ、8月31日に岸田総理が2030年代半ばまでに全国加重平均の最低賃金をが1,500円となることを目指すと表明しました。

最低賃金1,500円はすごいことですね。

現在の1.5倍です。

1か月の所定労働時間が160時間だとすると、月給換算で240,000円になります。24万円。

本人が未経験でも、勤務先が中小零細企業でも、最初から月給24万円。

僕が最初に社労士事務所で働いたときの月給が17万円だったので、それと比べると高額に感じます。

 

最低賃金の引き上げが日本経済にどのような影響を与えるかについては、よく分かりません。

最低賃金の引き上げにより労働者全体の賃金が押し上げられるという説もあれば、雇用が抑制されて失業率が増えるという説もあります。

我が仁-Jin-社会保険労務士事務所は開業以来、月次顧問契約の報酬については一度(たぶん)値上げをしておりません。

我が仁-Jin-社会保険労務士事務所ですが、2016年の開業以来、月次顧問契約の報酬については一度(たぶん)も値上げをしておりません。

消費税が8%から10%になっても値上げはしていないし、インボイスが始まっても値上げをしていません。

ただ、最低賃金がどんどん上がるのであれば、事務所の報酬も上げないとバランスが取れないと思っています。

同じように感じているフリーランスの方も多くいるのではないでしょうか。

 

フリーランスにしろ、誰かに雇われて働くにしろ、労働に見合った正当な報酬を得ることは大切なことだと思います。

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